カニポーションとはどんなもの?おすすめの食べ方&レシピも紹介

カニの通販を見ていると、たいていどこの店舗にも「カニポーション」というものが売られています。

今回はこのカニポーションがどういうものでどういった人に向いているのか、またおすすめの調理法とレシピについて詳しく解説していきます。

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カニポーションとは?

ポーション(portion)とは、『切り離された一部分』という意味の英語です。

カニのポーションは、上の写真のように爪先(持ち手)だけを残して殻を剥き、身を食べやすくしたもののことで、一般的には足のむき身ばかりを集めて小分けにした商品のことを言います。

 

もともとは甲羅に傷が付いていたり、足が欠けているという理由で一般流通には出せない訳ありのカニなので、量に対して値段が手ごろなのが特徴です。

 

販売されているカニポーションはほとんどが生のまま急速冷凍されたものなので、カニしゃぶにしてもよし!天ぷらにしてもよし!たくさん買っても料理の幅が広いので飽きることなく最後まで楽しめます。

 

また、小分けにされているので必要なときに必要な本数だけを解凍して使えるのもポーションならでは。

 

また一般に、カニを丸ごと買った時の廃棄率(捨てる部分)は生の状態だと70%前後あるのに対し、このカニポーションに関してはたったの10%~20%ほど。

カニは『〇〇kgでいくら』という販売の仕方が多いので、ポーションだと『重量=ほぼ食べられる部分』となって非常にお買い得です。

 

カニポーションはこんな人におすすめ!

具体的にどんな人・家庭がカニポーションを選ぶといいのかを見ていきましょう。

  • 殻を剥くのが面倒くさい人
  • 上手に剥ける自信がない人
  • 小さな子供やお年寄りのいる家庭
  • 食べたあとゴミが多くなるのが嫌な人
  • たくさんの量をとにかく安く食べたい人
  • いろんな料理にアレンジして使いたい人

 

これを見て「うちはポーションで決まりね」と決めてしまいそうになった方もおられると思いますが、ひとまずデメリット面も見ておきましょう。

 

まず、ポーションは足のむき身しか入っていないためにカニ味噌を食べることが出来ません。身よりも味噌が好き!という方もいるぐらい昔から根強いファンがいるカニ味噌ですが、ポーションは足のみの詰め合わせセットであることがほとんど。味噌を食べたい人は1匹丸ごと売っているものを買う必要があります。

 

また、水揚げされてから1度急速冷凍されるため、その時点で多少なりとも鮮度と味が落ちてしまいます。細やかな味と抜群の鮮度を求める人には不向きでしょう。

 

メリットデメリットをよく吟味したうえで納得のいくお買い物をしてくださいね!

 

カニポーションのおすすめの食べ方&レシピ

カニポーションのバター焼き

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【出典:https://cookpad.com/recipe/2855938】

材料 生ズワイガニ 適量
バター 小さじ1
醤油 少々
レモン(カボス) 少々

カニポーションを買ったら絶対に試してみてほしいのがこのバター焼き。バター+醤油が王道で間違いない美味しさですが、バター+塩コショウもたまりません。お好みできのこやホタテ、にんにくと焼いてもおいしく出来上がります。さっぱり食べたい方は醤油の代わりにポン酢でも!

 

カニしゃぶ

【出典:https://cookpad.com/recipe/2852074】

材料 ズワイガニ 適量
昆布 1枚
ゆずの皮 少々
ポン酢 適量

シンプルにカニのうま味を味わうならカニしゃぶ!温かい昆布だしに肉厚のカニ身をしゃぶしゃぶ…これこそ冬の醍醐味です。タラバガニは味が淡泊なのでカニしゃぶにするならズワイガニがおすすめです。

 

カニの天ぷら

【出典:https://cookpad.com/recipe/2586877】

材料 ズワイガニの足 4本
1/2個
大さじ1
2~3個
小麦粉 大さじ2
揚げ油 適量

一味違ったカニ料理を食べたいときはこれ!海老天は食べたことがあるけどカニ天はまだない!という方、きっと多いのでは?こちらのレシピには天ぷらの見栄えを華やかにする小ワザも載っており勉強になります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

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